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NURO光forマンション・実録レポート【回線工事/設備構築工事】Vol.2

4 min
近隣の電柱と光ファイバー線

NURO光forマンションの導入記録・その2です。

前回はこちら。ある日自宅のポストに入っていた営業チラシを見ると、NURO光設備導入のお知らせでした。
半信半疑でありながらも、物は試しと申し込んでみました。

その続きです。

導入工事の連絡〜宅外工事日をひたすら待つ

時が過ぎ去るのは早い。
気がつくと、もう2ヶ月が経過しようとしていた。

そう、あまりに時間がかかったため、NURO光のことをすっかり忘れていたのです。
いや、完全に忘れていたわけじゃないけど。

1月中に工事してくれたらいいなー、とは思ってましたが、案の定全く音沙汰なしでした。

2月に入ったある日。
建物入口の掲示板に、張り紙が貼られていたのです。

設備導入工事のお知らせ

NURO光導入工事のお知らせ

……ついに来たか!
待っていたぞ。導入工事だ。

チラシをよく読んでみる。
工事日は指定した日に行うというよりは、5日間のいずれかの日に実施するらしい。その後、導入工事がある。工事が2回あるということだろうか。

・回線工事作業 令和2年2月17日(月)〜2月21日(金)
・導入準備作業 令和2年2月22日(土)〜2月27日(木)

これはどういうことだろう?

分かりました。
NURO光forマンションのパンフレットを見たら、説明が載っていました。
これは建物内に設備がない場合に行う作業のことですね。

NURO光マンション工事のイメージ

このイラストの左側、電柱から建物の側面に「MDF」とありますが、この箇所が建物によって違います。
比較的大きなマンションだと、MDFは部屋になっていて、建物内のどこかに設置されています。ほとんどは1階です。そこにネット系、電話系、その他電気系統の機器が収容されています。

うちのように小規模または築年数の古い建物は、部屋はなく、壁に箱が取り付けられています。あるいは直付けで機器がむき出しのままだったり。ボックスすらない場合もあります。

マンションなどでMDF室がありすでに設備が導入されていれば、宅外工事は1回で済む
私が住む建物には、設備は未導入。

NURO光の設備がない場合、それを設置する必要があります。
それで2回、宅外工事があるということだったのですね。

分かりやすくするために、1回目の宅外工事と、2回目の宅外工事として説明していきます。

宅外工事:1回目【回線工事作業(NTTの工事)】

NURO光1回目の宅外工事図

まず初回。これはNTTが行う工事です。
さて、どんな工事を行うのか。楽しみですね。

初回工事が1週間の間のどこかで行うということだが……困りました。
この工事で何をするのか知りたい。
作業を見守りたいが、問題は「いつ行うか」です。

私が不在の日に行ってしまう可能性もあります。そうなったら工事を見物できないぞ……。

この期間に突入してからは、毎日外の様子を眺めて観察する日々です(笑)。今日は来るかな〜、まだかな〜と。

初日……来ない。
次の日も……、そのまた次の日も……。

まさか、最終日までお預けか?

その通りでした。
何と最終日にやってきました。運良く私も仕事が休みの日でラッキー!

というわけで、朝から待機。

来ました。
気がつくと何やら外で音がしている、と思ったら!
すでに開始してるがな!

しまった……!
慌てて外を観察しに行きました。

建物の外壁側面に、金属のボックスがいくつか設置されています。これらは既存のものです。表面を見れば、フレッツ光だのKDDIだのと社名が記載されています。

その中の一つで、工事担当者の方が作業をしていました。
写真も撮らせていただきました。
(お仕事中にごめんなさい……)

NURO光・宅外工事の作業写真

おっと、これはチャンス。そう思った私は、ちょっと話しかけてみることに。

「すみません、NURO光の工事ですか?」

担当の方が
「あ、はい」
と答えてくれました。

NTT側の工事を行っているとのこと。

電柱から光ファイバー線を引き込み、外壁まで持ってくる作業だそうです。
電柱から線を引いてくる作業は、残念ながら見逃してしまった……。

ついでにボックスの中まで撮らせていただいちゃった。
お邪魔してすみません。ありがとうございます。

NURO光の宅外工事作業の写真

なるほどねー。
といっても単なる光ファイバー線を接続するところまでの工事だったので、それ自体はそんなに珍しいものではない(自分基準ですが)。

おそらく全部で、1時間少々かかっていたと思います。

また、脇の電柱近くにはバケット車も停車中。
ガードマンが一人、立っていました。

NURO光・宅外工事のバケット車

光ファイバーケーブルは、バケット車の背後の電柱から引っ張って来ています。建物に直接引き込まれているケーブルは、見切れているので写っていません。いや、ほんのわずかに写っているか(向かって左側手前に建物があります)。

ちゃんとクロージャ(電柱の水平に電線が走る脇についている、黒い横長の箱みたいなやつ)は見えますね。

まあNTTとしては、建物まで線を持ってくれば作業は完了です。
回線工事作業は、無事終わりました。

この次は、NURO光側の作業だ。

宅外工事:2回目【導入準備作業(NURO光の工事)】

NURO光設備構築工事の図

2回目は、建物内の集合装置に当たる部分までの設備構築工事です。

気になるのは、どんな作業を行うかです。どこを通ってどんな風に配線するのか。事前に予想してみます。

うちの建物の場合、外壁に這わせるようにして配管ルートが3本ほど設置されています。
これは後付けでつけられたものですね。古い建物なので、インターネット用の設備は建築時はありませんでした。そのため、外壁を通して各戸へ分配するのだと思います。

ただし完全に外壁のみで各戸へ配管するわけではなく、途中からは壁内配管を利用すると思われます。

NURO光forマンションの導入用パンフレットを見てみましょう。

建物共用部の工事

この図でいうと、左側の部分の〈 1 〉。ダークファイバーを共有スペースまで引き込みます、というところが1回目の工事ですね。

じゃあ2回目はどこかというと、〈 2 〉。説明文に、

マンションのMDF等共有スペース内・中間層のEPS共有スペース内にスプライスBOXを設置します。

とありますね。
うちの建物は、MDF室はないけどそれに相当するボックスはあります。またEPS共有スペースと呼べるほど立派な構造部はありません。
(まあこれも呼び方の問題であって、それに相当する壁内配管はあるようです。次回ご紹介します)

スプライスBOX』という機器を設置する、とありますね。
これは何でしょうか。NURO光の集合住宅用設備のようです。

スプライスBOXの図

つまり、2回目の『設備構築工事』とは、これを設置する工事ということですね。

前に触れたとおり、この2回目の工事は私が不在時に完了したようで、直接見ることができませんでした。

気がつくと、2階部分の壁面に、プラボックスが新設されていました。
どうやらここに、スプライスBOXが収められているのではないでしょうか。

壁に設置されたプラボックス

左寄りに取り付けられた、プラボックス。これは今回の工事以前はありませんでした。
右側の配線がごちゃごちゃしているのが、既存のネット配線なのです。
さすが築四十数年、年季の入った、実にワイルドなMDF(笑)

そう、間違いなくここにスプライスBOXとやらが収められている……。

うーん、見たい。だが見られない。
次の工事の際に見られるかな……。

余談:提供判定ページにはまだ反映されておらず

2回目の工事が終わった当日の夜に、NURO光forマンション・公式サイトにアクセスして、導入済み・物件検索のページから自宅を検索してみました。

さすがにまだ反映されておらず。私の自宅建物は出てきません。まあそりゃそうだ。

開通センターと話した際に、工事完了後1週間ほどたってから宅内工事の予約が可能になる、と言われた記憶があります。
そのくらい待てばSo-netさんのシステムに反映されるということなのでしょう。

(この後の宅内工事前日にも物件検索してみたんですが、さすがにその時は出ていました)

次回へつづく。

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