ビッグローブ光をオススメする理由の一つに、事業者変更(コラボ間乗り替え)を積極的に勧めている点があげられます。
他の光コラボ系サービスは、まだまだこれから準備を進めるようで、なかなか重い腰を上げてくれません。
その点、いち早く新制度を利用して乗り替えを勧めている事業者の一つがビッグローブ光なのです。
こちらの記事で説明したとおり、光コラボの乗り替えが2019年7月から始まりました。
目次
コラボ間乗り替える際に検討すべき4つのポイント
コラボ間乗り替えを実現するには、4つのポイントがあります。
光コラボサービスを乗り替えるなら、以下の4つのポイントをチェックしていきましょう。
ちなみに光回線そのものの品質は、フレッツ光と同じです。
キャンペーン料金・特典
公式キャンペーンと代理店独自のキャンペーンがあります。まずは公式キャンペーンから。
公式キャンペーンで25,000円キャッシュバックがありますが、実際にもらえるのは開通してから12ヶ月後。これはいくら何でも遅すぎます。
まず手続きを忘れてしまうリスクがあります。一年後にメールが届いたら手続きができるようになるのですが、気づかずに45日が経過すると無効になります。
もし忙しくて、メールの確認を怠ったら? はい、もらえません。
これは不親切ですね。
後でご紹介する代理店から申し込めば、同じ25,000円を2ヶ月後に受け取ることができます。しかも現金振込で。
公式サイトのキャンペーンはAとBの二種類あります。Aが上の25,000円キャッシュバック。Bは、月額料金を12ヶ月分割安にします、というものです。
ところが、月額料金の値引きは、戸建てだと毎月1,480円割引。×12はいくら?
はい、トータル金額が2万円に満たないです。これを選ぶ人はキャッシュバックの支払いを12ヶ月後まで待てない、今すぐお得にして欲しいということだから、安くなりますよ、という意味ですね。

ぐれ太
そんな先のこと(キャッシュバック)は分からないし、昨日の(申し込んだ)ことは忘れたぜよ!

ちび太
往年の名セリフが台無しじゃん(笑)
ビッグローブ光の料金体系
ビッグローブ光は2年プランと3年プランがある
ビッグローブ光の契約期間には、2年プランと3年プランがあります。更新月までの期間の違いです。
3年プランの方が月額料金も安くなっています。2年後に確実に解約する予定があるのでなければ、3年プランを選択するのがお得です。
実際、公式サイトは3年プランを前提に大きく料金等を表示しています。
以下、3年プランで見ていきます。
・初期工事費割引は30,000円。
ファミリータイプは750円×40ヶ月払い
マンションタイプは675円×40ヶ月払い
※土日祝の割増工事費3,000円は対象外です。
※基本工事費のみ。別途追加料金が発生しても対象外。工事費割引キャンペーン中に解約すると残額を一括で精算する。
最大のメリット・セット割はauとBiglobeモバイルで可能
ビッグローブ光にとどまらず、光コラボサービスの最大のメリットはセット割です。このセット割でどのくらいコスパが実現できるかが、選択の最大の理由になります。
auスマートフォンとのセット割はauスマートバリューで。
格安SIM・Biglobeモバイルとのセット割は光☆SIMセット割で。
この両者で組めば、割引が適用されます。なのでどちらかが組めるなら、ビッグローブ光は「買い」です。
auスマートバリューでセット割
他の光回線、たとえばauひかりでもこの割引が行われていますので、ご存知の方も多いと思います。
ただ問題は、ネット+ひかり電話を申し込まないといけない点です。
ひかり電話「ビッグローブ光電話」は月額にして500円ではありますが、固定電話を使わないのに申し込むのは意味がありませんし、せっかく割引されるのに500円分削られてしまうのはコスパが悪くなります。
一人暮らしの方であればスマホを持っていて家の電話はいらないはず。
そんな方へ、救済措置が用意されていました。
それが「ビッグローブ光×auセット割」です。
ビッグローブ光×auセット割ならひかり電話はいらない

最大1,200円の月額料金から割引される。
※割引額は、auスマホ側のプランによって1,200円または500円/月。
※申込みが必要。
代表的なプランをあげると、
・カケホ(電話カケ放題プラン)+データ定額 5G/8G/10G/13G/20G/30G
・カケホ(電話カケ放題プラン/V)+データ定額 5G(V)/8G(V)/10G(V)/13G(V)/20G(V)/30G(V)
・スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)+データ定額5G/8G/10G/13G/20G/30G/U18データ定額20G/データ定額5cp
などです。
他にも、auスマホ、auタブレット、auケータイで適用可能なプランがあります。
乗り替え前の契約で発生する、解約金補填はあるか
特にありません。
ただし、元々フレッツ光または光コラボを使っていて乗り替えをするなら、解約扱いではなく事業者変更ですので解約金は発生しません。
ただし、元の光回線の契約で工事費の残債があると、一括で支払いを済ませないと乗り替えられませんのでご注意を。
早めにキャッシュバックをもらえる代理店で契約し、穴埋めするのがベストな選択ですね。
また、元の光回線を解約してビッグローブ光に乗り替えるつもりなら、工事費は発生します。
なぜなら、「解約・新規」の手続きを行うからですね。いったん光回線をやめてしまう→再度真新しく契約を行う、という流れを経ているからです。
(auひかり、NURO光、電力系光回線などを利用していて、今回ビッグローブ光を申し込む場合がそれに該当します)
オプションに魅力はあるか
ビッグローブ光のオプションは、
- ビッグローブ光電話 月額料金 500円/月
- ビッグローブ光テレビ 月額料金 750円/月(NHK受信料は別)
があります。
ビッグローブ光電話

ひかり電話は基本プラン料金の500円/月に加えて、以下の費用が発生します。ひかり電話のプランは他に、光電話A(エース)があります(月額1,500円/月)。ただし、家の電話をあまり使わないなら基本プランで十分です。
通話料金8円/3分
付加サービスは以下が利用できます。
フレッツ光からの転用時は、ビッグローブ光で利用できないサービスもあるので注意。
付加サービス
・発信者番号表示/通話中着信通知/自動転送/ナンバー・リクエスト/迷惑電話ブロック/着信お知らせメール /FAXお知らせメール /複数チャネル/追加番号
ビッグローブ光テレビ

ビッグローブ光テレビは地デジ・BSデジ・(CSデジはオプション)対応のテレビサービスです。光コラボでテレビサービスが利用できるなら、それはイコールフレッツ・テレビと思って下さい。
提供エリアが限定されており、
ファミリータイプ/マンションタイプ(光配線方式のみ)
都道府県:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・福島県・北海道
提供可能タイプ:ファミリータイプのみ
都道府県:大阪府・和歌山県・京都府・奈良県・滋賀県・兵庫県・愛知県・静岡県・岐阜県・三重県・広島県・岡山県・香川県・徳島県・福岡県・佐賀県
BSデジタル放送は、全30Chが視聴可能。CSはスカパー!のチャンネルとほぼ同じと考えると分かりやすいです。
料金は、月額料金以外には初期費用・工事費が発生します。
工事費は、各家庭によって設備が異なりますので、基本的な工事費以外にかかる追加料金が発生する可能性があります。
テレビ1台までで基本的に発生する分だと、
テレビ視聴サービス登録料 2,800円
ビッグローブ光テレビ基本工事費 3,000円
屋内同軸配線工事 6,500円(自分で行えば0円)
合計12,300円
一台分のテレビの配線、同軸ケーブルをつなぐ程度なら、そんなに難しくないですから、自分で行えば6,500円は節約できます。でも心配な方は、作業員にやってもらうのが無難でしょう。

ぐれ太
オレはありあまる才能を全て芸術活動に注いでいるから、配線なんかやらん!

ちび太
素直にできないって言いなよ(笑)
テレビ台数が増えるとその分追加料金が発生します。
2台~4台は屋内同軸配線工事が19,800円
合計25,600円
さすがに複数台のテレビの配線は、家中にケーブルを配線しないといけないのでお任せした方がいいでしょう。
特に、戸建住宅の配線は、階や部屋をまたいだ配線が必要になります。壁の穴開けも必要になるかもしれません。
今まで説明したテレビサービスは、新規で導入する場合です。
以下の場合は、そのまま引き続きテレビサービスを利用できますので、標準的なテレビ工事費はかかりません。(一部引き継げない場合あり)
自宅の構造などによっては追加工事が必要な場合がありますので、予算は多少多めにかかることがあると、頭の隅に入れておきましょう。
- 元々フレッツ・テレビを利用していて、転用でビッグローブ光にする場合
- 最初にフレッツ光でフレッツ・テレビを使っていて他の光コラボに転用し、今回ビッグローブ光に乗り替える場合

解約時の注意点
解約する時のことも考慮しましょう。
解約のタイミング
定期利用期間の定期利用間の最終月を更新とし、以降36ヶ月(2年プランは24ヶ月)ごとに定期利用期間が自動更新される。更新月以外で解約時には違約金(不課税)の支払いが必要。
定期利用期間:36(2年プランは24)ヶ月間
違約金:20,000(2年プランは9,500)円
3年プランのデメリットを一つあげるとすると、この違約金が高額であるという点ですね。月々を安くしてコスパを上げるためですので、更新月が近づいてきたら、乗り替えするか次の36ヶ月間を同じサービスで継続するか、違約金を支払って乗り替えるかを選択しましょう。
今できることは、長期の予定表や手帳などに更新月を書き込んでおくことです。
事業者変更転出手数料
ビッグローブ光から他の光コラボサービス、またはフレッツ光に戻す際は、この費用が発生します。
元々光コラボを利用していて今回ビッグローブ光に乗り替える際、また将来別の光コラボサービスに乗り替える際にもかかる費用です。
3,000円
将来、auひかりやNURO光、電力系光回線へ乗り替える際は、新規で工事をし直すことになりますので、この3,000円は不要です。
移転(引っ越し)時の注意点
これは今回申し込む際の注意点ではなく、途中で引っ越ししたら、という話です。
引っ越しする際に、同じビッグローブ光を使い続けるなら、気をつける点があります。
それは、移転工事費が発生する可能性があるということ。
NTTは東日本と西日本に分かれています。光コラボのサービスもそれに則っており、引っ越し元と引越し先が東西で同じ場合と違う場合で、異なる費用がかかるのです。

ぐれ太
どっちも同じNTTだろ!

ちび太
微妙にサービス内容が違うみたいだよ!
東西内移転の料金表
東日本、西日本に住んでいた方が、同じエリア内で引っ越す場合を東西内移転といいます。
ファミリータイプ | 料金(分割時) |
屋内配線を新設 | 9,000円(300円/月×30回) |
---|---|
屋内配線を新設しない | 6,500円(216円/月×30回、初回236円) |
派遣工事なし | 2,000円(66円/月×30回、初回86円) |
マンションタイプ | 料金(分割時) |
VDSL方式/光配線方式で屋内配線を新設 | 7,500円(分割の場合: |
---|---|
LAN配線方式/光配線方式で屋内配線を新設しない | 6,500円(216円/月×30回、初回236円) |
派遣工事なし | 2,000円(66円/月×30回、初回86円) |
東西間移転の料金表
逆に、どちらかから別エリアへ移る場合。
東日本→西日本、西日本→東日本へ移るなら、東西間移転といいます。
ファミリータイプ | 料金(分割時) |
屋内配線を新設 | 18,000円(600円/月×30回) |
---|---|
屋内配線を新設しない | 7,600円(253円/月×30回、初回263円) |
派遣工事なし | 2,000円(66円/月×30回、初回86円) |
マンションタイプ | 料金(分割時) |
VDSL方式/光配線方式で屋内配線を新設 | 15,000円(500円/月×30回) |
---|---|
LAN配線方式/光配線方式で屋内配線を新設しない | 7,600円(253円/月×30回、初回263円) |
派遣工事なし | 2,000円(66円/月×30回、初回86円) |
代理店でコスパ最強はNNコミュニケーションズ

今まで説明したとおり、光コラボサービスは、中身はフレッツ光ですので回線品質はNTTが保証してくれています。
あとは、いかに光コラボ事業者のサービス内容が優れているか。そしてどこから申し込むか。
そこで厳選したのが、こちらの代理店です。
評価ポイントは、
- キャッシュバックをもらえるタイミングが最短2ヶ月後(有料オプション加入義務なし)
- 特典A:キャッシュバック金額が公式と同じ25,000円
- 特典B:キャッシュバック12,000円+高速Wi-Fiルータを選ぶことも可能
- キャッシュバックの手続きが簡単で、口座振込
という点。
ひかり電話やテレビを申し込まないとキャッシュバック対象になりません、という代理店は少なくないですが、ネットのみ申し込みでOK。ただしauスマートバリューを適用させるなら、ひかり電話加入が必要です。
キャッシュバックのみが欲しい方は特典A。
無線Wi-Fiルータを購入予定がある方は特典Bを選ぶのもいいでしょう。
探してみると、キャッシュバック金額がもっと高い他代理店もあります。
ただし、金額や条件を比較してみると、必ずしも有利とは言えないようです。
たとえば某代理店ではキャッシュバック金額を上乗せしていますが、工事費の割引額が低かったりします。またプレゼント対象のWi-Fiルータのスペックが少々劣る機種だったり。もし検討するなら、総合的に内容を比較する必要がありますね。
特典はAかBのどちらかを選べる
一見、25,000円の方が金額も高いしお得だろうと思いますが、特典BのWi-Fiルータプレゼントもあなどれません。
公式サイトからの申込みでも、無線Wi-Fiルータが特典にありますが、一年間無料なだけ。一年経過後は月額500円でレンタルになります。
その点、このNNコミュニケーションズから申し込んで特典Bを選ぶと、ルータはプレゼントです。半永久的に使えます。
この製品、BUFFALO社製のWXR-1751DHP2です。今なら実質1万円ちょっとで購入できます。
元々Wi-Fiルータを購入する予定があるなら申し込んでもいいし、振り込まれたキャッシュバックを使って購入すれば、好きな機種が手に入りますね。
振り込まれるまで2ヶ月待てるなら、自分で購入すればさらにコスパがよくなります。AとBは差額が13,000円もありますからね。
開通直後からWi-Fiルータを使いたいとか、わざわざ機種を選んでネットでポチるのが面倒なら、特典でプレゼントを選ぶのもいいでしょう。
2年プランと3年プランを選択した場合の諸費用
上でも説明しましたが、3年プランの方がお得です。ただし3年プランは工事費を実質無料にできますので、メリットは大きいです。
月額料金 | 2年プラン | 3年プラン |
戸建 | 5,180円 | 4,980円 |
マンション | 4,080円 | 3,980円 |
申込時にかかる費用を初期費用といいます。
初期費用とは、工事費と申込手数料のことです。
初期費用 | 2年プラン | 3年プラン |
乗り替え(転用) 申込手数料 | 2,000円 | 3,000円 |
乗り替え(転用) 工事費 | 0円(工事不要) | 工事費実質0円(工事不要) |
新規 申込手数料 | 1,000円 | 3,000円 |
新規工事費 戸建タイプ | 18,000円→実質3,000円 [500円×30回割引] | 30,000円→実質0円 [750円×40回割引] |
新規工事費 マンションタイプ | 15,000円→実質3,000円 [400円×30回割引] | 27,000円→実質0円 [675円×40回割引] |
実質いくら、というのは、工事費を月々いくら割り引いていくかによります。
結論としては、すぐに乗り替える必要がないのなら、3年プランにした方がお得です。
- 工事費は一括払いと分割払いを選べる
- 分割払いの途中で残額を一括でお支払いいただくことも
- 土日祝日に工事を実施する際はの割増工事費3,000円は対象外
- 自宅の環境によって追加工事費が発生する場合あり
