衝撃的なニュースが飛び込んできました。
新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表
ドコモ新プラン「ahamo」発表 狙いは20代
ついにNTTドコモが携帯の低料金新プランを提供開始するとのことです。
従来、KDDI、ソフトバンクがそれぞれ既存プランの低価格帯のUQモバイル、ワイモバイルを提供していましたが、ドコモもそれに追随するようですね。
え、光回線サービスと何の関係があるのかって?
ありますよ、大いに。
なぜなら、携帯契約にはセット割という大きなメリットがあるからです。
もし、この低価格帯の携帯プランでセット割が可能になれば、非常に強力な組み合わせになるからです。家のネットと携帯プランのセットで、さらに劇的なコスパが可能になるからです。
ちなみに、auひかりとUQモバイルのセット割はできません。
ソフトバンク光とワイモバイルはセット割ができますが、割引額は月額500円(スマホプランM/R)です。
しかし、おそらく【アハモ】はセット割を適用させないと思います。するとしても、来年後半以降ではないでしょうか。
その理由を解説します。
ぐれ太
コロナに感染したらお世話になるからな!
ちび太
それはエクモ!
目次
「ahamo(アハモ)」で20代の若者の大量流入は限定的と予想
まず、アハモの主な特徴を見てみましょう。
月額2,980円(税抜)
月間利用可能データ容量20G
送受信時最大1Mbps
1回あたり5分以内の国内通話無料(5分をこえる国内通話は20円/30秒)
ドコモの4G/5Gネットワークを利用
2年定期契約・解約金の設定なし
1,000円の利用につき、dポイント10ポイントがたまる
キャリアメールの提供はなし
ニュース記事にもある通り、20代の若者を対象にした、契約内容を極力シンプルにしたプランとのこと。
キャリア | プラン名 | 月額料金 |
ドコモ | ahamo | 2,980円 |
KDDI | UQモバイル | 3,980円 |
ソフトバンク | ワイモバイル | 4,480円 |
条件は微妙に異なるとはいえ、かなり強気の料金設定ですね。
しかしおそらく、20代のユーザーで携帯をメインに使用している層は、このプランではあまり魅力を感じないのではと思います。データ使用量も20G/月ですし、これだとハードスマホユーザーはあっさり限度を超えてしまうでしょう。
月20Gを超過した場合、1GBあたり500円(税抜)で利用可能データ容量の追加が可能。
ただし、UQモバイル、ワイモバイルを利用していた人々が移動してくるのは予想できますね。
むしろそれは30代以上の、経済的に余裕がなく、より強力なコスパ商品を狙っている層ではないかと思われます。しかもネットはスマホより家のネットをメインに利用している人々です。
低料金を意識しているなら、もっと格安SIMへ移動してもよさそうです。高品質なドコモ回線に魅力を感じた人々が流れ込んでくるのは予想できますが。
ドコモの回線を低料金で使えるのは喜ばしいことですが、むしろ20代の若者は、5Gに期待しているのでは、と思います。
ただ一つ、気になる点があります。
今後、5Gが超高速で接続可能になるということは、データ消費量も凄まじく速いということ。20Gの制限なんてすぐに超過してしまうでしょう。ahamoの新プランは魅力的ですが、またたく間に制限がかかってしまうのでは、魅力も半減しますよね。
その時、より上位プランに移行するのか、ネットはやはりWi-Fiとの組み合わせで器用に容量を節約する使い方になるのか。
気になるところです。
結論:光サービスにはほとんど影響がないが、セット割適用可否が気になる
結論として、光サービスにはほとんど影響がないと予測されます。
2,980円は、ドコモとしてはかなり大胆な価格です。
ただ、ここまで下げてきたということは、ahamoにセット割を用意すると、ドコモ光とドコモ携帯の総合的利益が大きく低下するリスクがあります。だって、家族みんながahamoに変えたら、相当なダメージになるでしょう。
それを考えれば、なかなかセット割を適用させるのは難しいのでは?ということです。
ぐれ太
アハアハアハ!
ちび太
せんだみつおはナハだよ!