【コスパ最高】ネット光回線の選び方を料金・特徴・セット割から解説します【ネトカツ】

5Gが始まると光回線サービスは必要なくなってしまうのか?

4 min

いよいよ2020年に、本格的サービスが開始に向けて動き出すと言われている5G(第5世代移動通信システム)。

つい何年か前まで4Gで高速通信が実現すると話題になっていましたが、今やスマホで動画を見るのも当たり前。YouTubeの動きがカクカクしていると遅いと感じるようになってしまいました。人は贅沢には簡単に慣れるものですね。
となると、次世代はさらに高速化を目指すわけですね。

もちろん第1世代~第4世代まであったわけですが、実はその中間に2.5Gとか3.5G、3.9Gなんてのもありました。
4Gからは、一気に5Gへ進化しました。

そもそも現在の移動通信は4Gと呼ばれるものですが、
・100Mクラスの超高速データ通信
・スマホで高画質な動画視聴可能
・数百Mbpsの高速通信

だったものが、5Gではさらに進化を遂げることになります。
こんな記事がありました。

5Gが実現すると、たとえばスタジアムにスポーツ競技を見に来ている観客全員に向けて、手元のスマホに迫真のゴールシーンなどを数万人に送信することもできるというのです。

現在の4Gと比較してもはるかに大容量のデータをやり取りできるようになると、もはやモバイル回線が完全にネットの主流になるのかもしれません。
自宅に敷いた固定回線光サービスは不要になってしまうのではないでしょうか?

今回は、5Gがあれば自宅のネットは不要なのか?を説明します。

ぐれ太

ぐれ太

5Gって、オレが今までの5倍グレートになるってことだろ?

ちび太

ちび太

今日もバッチリ調子に乗ってるね(笑)

結論から言うと、まだまだ必要です。

なお下の記事でも、その具体的な理由に触れていますので参照下さい。

5Gの技術はIoT本格化を見据えた正常進化

5Gという規格は国際的な仕様です。2015年頃からITU(国際電気通信連合)で標準化活動が本格化されて、5G実現に向けた本格化活動が開始されました。
「5G」とは、どのようなものなのでしょうか。

スペックを簡単に説明すると以下のとおり。

高速・大容量
通信速度:1Gbps→20Gbpsへ高速化
超低遅延
10ms→1msへ短縮
多数同時接続
10万→100万デバイス/Km2へ拡張

より高速になるのは当然です。今よりもっと動画や大量のデータをスムーズにやり取りできればより快適なネット生活が送れますね。

しかし5Gの本質は、高速化より超低遅延多数同時接続だと言われています。

「超低遅延」とは、タイムラグをなくす技術のことです。自動運転しかり、遠隔操縦によるロボットの操作など、反応が遅延しては致命的な操作を行う際にかかせないのですね。
医療現場に使うとなると、遠隔操作で医師が手術を行う場合に操作がちょっとでも遅れたら使いものになりませんよね。

「多数同時接続」は言葉の通り、同時にデバイスがつながって正常に機能すること。
アニメ「天空の城ラピュタ」をテレビで見ながらバルス!と数十万人が同時ツイートしても平気だし、ドーム球場でスポーツを観戦中に全員がファインプレーを撮影してツイッターにアップしても混雑しない。花火大会の会場できれいな夜空を動画で撮って家族や友人に送っても全然問題なし。
大勢が同時に同じ行動(動画のツイートやアップ)をしてもほとんど悪影響がない。

そんな快適なネット環境を、機能的に実現する技術です。

どちらもIOT(モノのインターネット)と呼ばれる技術の基盤として期待されているものです。
超人工過密地域での通信を維持するためや、多数のデバイスを同時に動かす技術を含めての進化ということ。

これからのネットはより生活に深く入り込んでくるので、家電を操作したりパソコンやスマホだけではなく家電やら家の照明など、あらゆるものがネットにつながる時代が来ます。すると今とは比べ物にならないくらい多数の機器がネットにつながります。

一人が持っている数十個のデバイスが常時ネット接続する世界の到来です。でも、多数の機器をつないだ結果、通信が遅れるようでは困りますものね。

さて、今回の本題はそこではありません。

5Gが本格化するのはまだ先の話なので、固定光サービスはなくならない

5Gを利用したサービスが本格化すると、従来と比較してさらに通信量が爆発的に増加するでしょう。

そんな時、NTTのインフラが果たしてどのくらい維持できるのかが問題になってきます。
様々なニュース記事で5Gに関する話題が活発になってきて、2020年ころから本格化すると報じられています。
話題の中心は、どうやって機器とネットをつなぐかの技術的説明に終始していますが、それらはいわゆる「ラストワンマイル」と呼ばれる部分なんです。

ネットの接続の中で、もっともユーザーに近い部分が話題になっているのです。
しかし総体的に通信量が激増するなら、その基盤になっているインフラ部分、つまり全国に張り巡らされたネット網がそれに耐えられないといけないですね。

モバイル通信は、機器(スマホ)と機器が直接つながっているわけではありません。
スマホは単に基地局やアンテナとつながっているだけです。
基地局と(世界中のサーバーなどと)基地局がつながるには、その間にある光ファイバー網の存在が欠かせません

もちろん、家庭のネット回線とは別に用意された光ファイバーを使っていますが、全体の通信量が増えれば影響がないとは言いきれません。

NTTの光ファイバー網には、使われていないダークファイバーが存在しています。それらを総動員してネット網を強化するにしても、急激に通信量が増えて来た時点で、果たしてまともに対応できるかが不透明です。

心配になるところですが、5Gの基本コンセプトがあります。それによると、

超高速、多数接続、超低遅延といった5Gの要求条件を1つのネットワークで全て満たすことは、技術的、コスト的にハードルが高く、また、現実の利用シ ーンを想定した場合、これらの要求条件を同時に満たさなければならないような状況は多くないと考えられる。
このため、5Gでは、全ての要求条件に対応するネットワークを整備する必要はなく、ユースケース、利用シナリオ等に応じて、「超高速」、「多数接続」といった機能、品質を提供するネットワークとなる

ということだそうです。

これを簡単に言うと、「新しい技術が同時に必要になる状況はそんなにないから心配しなくていいよ。もし起こったらその時はその時」でしょうか。

あらゆる要望に対応するために超柔軟性が必要だと。また、

5G以降:
有無線が一体となり、通信速度、接続数、遅延時間など、あらゆるユーザの要望やアプリケーションの要求条件に対応可能な優れた柔軟性を持つ

だそうです。
有無線が一体となるということは、本格的な5Gの時代になれば有線(光ファイバー網)と無線(Wi-Fi、モバイル回線)が相互に機能を補完し合って有機的にネットワークを形成し、お互いの欠点を補い合う、理想的なネット環境が生まれそうです。
これが本当だとしたら、そんなに光ファイバー網の心配をする必要はなさそうですね。

実際のところ、本格的にサービスが開始するのは、2020年代半ば以降のようです。
その頃には、今よりもっとモバイル回線サービスが主流になるかもしれません。

でも今年や来年くらいにいきなり本格的に利用できるわけではないということ。

結論としては、固定回線の光サービスがまだまだ活躍するということですね。

今、光回線を選ぶなら、スマホとのセット割を活用して決めるべき。下記で詳しく解説しています。
お得な光回線を選ぶ参考にしてくださいね。

ぐれ太

ぐれ太

ヒー、ユナちゃんに手をつなごうって言ったらグーで5発ぶたれた〜〜泣)泣)

ちび太

ちび太

まさに5Gな男、有限実行できたね(笑)

超高速2GのNURO光★お申し込みはこちらから

カテゴリー:
関連記事