【コスパ最高】ネット光回線の選び方を料金・特徴・セット割から解説します【ネトカツ】

事業者変更の最大のメリットを受けるための4つのポイント!

4 min

2019年7月から、ついにコラボ間乗り換え(事業者変更)サービスが開始されました!

ソフトバンクのスマホやケータイを使っている方は、自宅のネット回線をソフトバンク光やドコモ光にしていると思います。
その理由は、ズバリ「セット割」が適用されて料金が安くなるからですね。

ところがソフトバンク光やドコモ光に替えてみたところ、自宅のネットが異常に遅くてイライラしっぱなし、という方は少なくありません。

フレッツ光からの転用で移ってきた方にとってはあいにくですが、ソフトバンク光もドコモ光も人気があるだけに、回線が混雑していて相対的に遅くなってしまうのです。

広い道路はたくさんの車が入ってきますので、それだけ渋滞がひどくなるのと似ています。
渋滞してなかなか進まない道でイライラしているくらいなら、裏道を探してスイスイ走り抜けた方が、ずっと快適に感じられるはずですよ。
そこで、快適な裏道をご紹介しますね。

前々から予想されていた、事業者変更に関するお話はこちらを参考にして下さい。

ケータイ・スマホとのセット割での効果を見極めよう

ドコモのスマホユーザーならドコモ光。ソフトバンクスマホを使っているならソフトバンク光等でセット割が使えます。
「セット割が安いですよ」とショップで言われて、じゃあそれなら、と深く考えもせずに契約します。

それなりのメリットがあるので、それ自体は間違っていません。
安さは一つの武器ですし、ネットは毎日使う重要なインフラですから、安く済ませるのはいい選択です。

しかし、よく考えてみると。
現在、3大キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)を使っている時点で、基本月額料金が一万円を超えている方、けっこういるのでは?
毎月相当な金額を払っておきながら、「セット割で安くなりますよ」と言われても、元々高い料金を払っているのではありませんか?

今回、自宅の光回線を安くするために、セット割が適用できる携帯へ新たに乗り換えるのは費用対効果が悪いということ。

3大キャリアの通信安定性が重要視しているので高くても構わない、という方もいるでしょう。それならいいと思います。

でも、月々家族全員で5000円も割引された〜、と喜んでいても、実は基本料金が毎月1万円×4人分だったら全く意味ないです。

携帯を格安SIMに替えれば、元々セット割など利用しなくても安くて快適な光回線を自宅で使えるかもしれません。そのあたりの判断はおまかせします。

セット割の威力を最大限活かしたいなら、こちらを読んで下さい。

ネットの遅さ・重さは、結局のところ乗り替えでしか解決できない

最近ネットが遅いなぁ、いつも動画が止まるし……と思ったら、みなさんはどうしますか?
ルータやモデムの電源を切って再起動する?
パソコンやスマホの電源を切って、入れ直す?

以前はそれで改善することもありました。でも今、それらの手法はあまり効果がありません。そう、そんな小手先のテクニックだけでは問題は解決できなくなりました。

パソコンの性能が不安定な時代なら、何かしら工夫することで改善することもありました。でも今のハードウェアの主流は、スマホやタブレット、ゲーム機です。
これらの機器の設定を変更することで改善する場合もありますが、できる範囲が限られており、ハード面での改善策が効きにくいのです。

通信を4GからWi-Fiに切り替えたり、テザリングにしてみたり。電源を切ったり再起動させたり。
でもその程度で直るなら、イライラしたり深く悩みませんよね。

実はネットの遅さのほとんどの問題は、自宅内ではなく、外にあるのです。

事業者変更が可能になったため、光電話も余計な費用をかけず乗り換え可能

ソフトバンク光にしてもドコモ光にしても、元はフレッツ光と同等の回線です。
なので、フレッツ光から乗り替えたのと同じ方法で変更しよう、と言いたいところですが。
つい最近まで、光コラボサービスは、別の光コラボへそのまま乗り替えることができませんでした。

別の光コラボに乗り替えるには、それまで使っていたサービスを解約し、新たに新規で申し込むしかありませんでした。いったん解約の工事を行い、改めて新規の工事を行う、ということ。費用もかかるし、立会いが必要だから時間も潰れます。

非常に面倒くさいことになっていました。

それが、2019年7月から事業者変更という制度ができて、光コラボから光コラボへの乗り替えが簡単になりました。これにより、ネット回線を乗り替える自由度がぐんと上がりました。

特に、ひかり電話を使っている方にとって、メリットがとても大きいのです。

今まで光電話を使っていた方は、電話だけいったんアナログ電話に戻したり、場合によっては電話番号自体が消えてしまうというデメリットがあったのです。

でもその心配は、基本的になくなります。
それまで約3万円もの負担を強いられていたアナログ戻しの必要がなくなり、基本的には事業者変更受入手数料を、3000円前後(事業者による)負担するのみで済むようになったのです。

コラボ間乗り替えでコスパ最強にするポイントは4つ

今や数百の事業者がしのぎを削る光コラボですが、では何を基準に選べばいいのでしょうか。大きく分けて、以下の4つに絞られます。

1. キャンペーン料金・特典
2. セット割のメリットはあるか
3. 元の光の解約金の補填はあるか
4. オプションに魅力はあるか

順番に見ていきましょう。

キャンペーン料金・特典

主なキャンペーンの特徴は、キャッシュバックです。申し込んで開通すれば、数カ月後にいくらもらえる、というもの。
金額も重要ですが、付帯条件がある場合もあります。ネット回線だけでなくひかり電話も加入するとか、無線ルータや他オプションも加入しないともらえない場合あり。

また、キャッシュバックがもらえる時期・方法にも注意が必要です。
○ヶ月後に指定の口座に振込とかですね。申請方法が、いつ頃送られるメールに何十日以内に返信するとか専用サイトにアクセスし申請するとか、条件が厳しいこともあります。条件を満たさない場合はもらえません。

逆に、キャッシュバックをもらう方法がシンプルだったり手間がかからないことをアピールしている代理店もあります。自分がついうっかり忘れたり、普段忙しいために数カ月後の手続きを怠る可能性があるなら、シンプルな申請方法を採用しているサービスを選ぶのが賢明ですね。

キャンペーン特典は現金の他に、プレゼントが用意されている場合もあります。

セット割のメリットはあるか

光コラボに申し込む方の多くが、このスマホとのセット割をメリットと考えている方ですね。上記で説明したとおり、本当に安くなるのか、別の方法はないかをよく検討した方がいいでしょう。

セット割はたいてい家族全員で協力して加入していると思います。家族の中で協力してくれない人がいても、一人より二人、二人より三人が利用すれば効果は出ます。

乗り替え前の解約金等の補填はあるか

今まで使っていた光コラボ回線を移行させるにあたって、未払いの工事費や解約金などがあった場合、その解約金などを補填してくれるサービスがあるか。
上限○万円までは負担します、と。

もし補填サービスがない場合、キャッシュバック金額で工事費等の残債を穴埋めすることになります。キャッシュバック金額が多ければ、あまり気にしなくてもいいかも。

オプションに魅力はあるか

料金面や光回線のスペック(IPv6等)以外にも、光コラボサービス独自のオプションがついてくる場合があります。

どうしてもそれが目的で契約したいなら、迷う必要はないのですぐ乗り替えましょう。
特に魅力を感じるオプションサービスがないなら、上記の3点のみで決めて問題ありません。



関連記事