一戸建てにお住まいの方でauひかりを導入するとしたら、まず確認するのは提供エリア内かどうか。申し込みたくてもエリア外だとできません。
最初に、ホームX・Vの申し込みが可能か否か。超高速でありながらそれほど価格も高くないので、可能なら入らない選択肢はないでしょう。
ただし提供エリアが関東の一部限定なので、加入できる方は今のところ限られています。
他のエリアなら通常の1ギガを提供しています。
無事エリア内で申し込み可能と確認できたら、そこで料金の検討に入ります。
料金は、キャンペーンと月額料金の両面から検討しましょう。
キャンペーン情報はこちらを参照。
次に一般的な工事の施工方法についての検討に入ります。これは家主が了承できるかの判断です。あなた自身が家主なら簡単でしょう。
工事が可能かは、施工方法についての具体的な説明を見て判断します。
下記を参照して下さい。工事方法について記載しています。
実はインターネットサービスは、最も個人差の大きい商品の一つです。お住まいの環境、近隣のネットインフラの充実度、利用者の利用状況による渋滞の程度、などなど。様々な要因がからんで最終的な結果としてユーザーが「快適だ」とか「使い物にならない」と感じるのです。
同じ地域で同じネットサービスを使っていても速い、遅いと意見が分かれますし、プロバイダの選択もここだから安心だと言い切れない部分があります。
そこでauひかりホームですが、戸建タイプは一軒に一本の光ファイバーケーブルを引き込みます。これは近隣のヘビーユーザーの影響を比較的受けにくいと言えるでしょう。少なくともマンションタイプよりは影響は少ないです。その分、月額料金が割高になっているのですから当然ですが。
auひかりが戸建ユーザーへ強力にアピールしているのが「速さ」です。
ホームX、Vで10ギガ・5ギガのスピードを提供するのは、ライバル・NURO光がどんどんユーザーを奪っているのが理由でしょう。
目次
auひかりホームの提供エリアは日本全国ではない
よくauひかりがライバルとして比較されるのがNTTのフレッツ光です。
auひかりは、一見すると有名ですから日本全国隅々まで加入できると思っている方も多いと思いますが、実は違います。
特に戸建向けのサービスは、以下の府県では申し込むことができません。
中部エリア
静岡県、愛知県、岐阜県、三重県
関西エリア
滋賀県、奈良県、福井県、京都府、大阪府、和歌山県、兵庫県
なぜ使えないかと言うと、このエリアには元々ネット事業を行っている業者があるからなのです。中部にはコミュファ光があり、関西にはeo光があります。
コミュファ光は中部地方で提供しているサービスで、現在はKDDIの傘下に入っているのにauひかりにはならず、独自ブランドを貫いています。
一方関西エリアにはeo光というサービスがあります。
ケイ・オプティコムが提供する光のサービスがeo光であり、関西エリアではauひかりの代わりに事業展開しているのです。
この両者が戸建て向けサービスを展開しているがために、auひかりは戸建光サービスの提供をしていないのです。
ただしこの両社がKDDIのネットワークの隙間を埋めてくれます。
たとえば中部、関西エリアで戸建の方がauひかりとauスマートバリューを適用させたい時は、コミュファ光とeo光がきちんと対応してくれるのです。
月額料金、キャンペーンは魅力的か
自宅へauひかりを提供可能と分かったら、次は料金についてです。
いくら提供できると分かっても、加入するだけの価値がなければ意味がありません。具体的には料金がほどよく安いか、キャンペーン内容は十分にコスパが高いか、または他と比較して価値があるか。
またauひかりはプロバイダを選択可能です。プロバイダの違いによってサービスのクオリティに差が生じるわけではありませんので、それほどこだわらなくてもいいかと思います。
ただし、プロバイダ独自のサービスもあります。
逆に特定のプロバイダでは行っていないサービスがあったりします。
たとえば料金の支払いにおいて、@TCOMやASAHIネットは口座振替を行っていない、あるいはNifty、BIGLOBEやSo-netは振込手数料が200円かかる、などです。
(口座振替が手数料なしで可能なのはau one netだけです)
オプションは充実しているか
ひかり電話は必要か。固定電話を必要としていないくても、auケータイとセット割にするために加入するメリットはあるかも検討要です。
たとえひかり電話は使わないとしても、auケータイとのセット割をつけることによって各ケータイ・スマホに割引が入るなら、使わなくてもネット/ケータイをトータルで見ると安くなるなら利用するべきですから。
テレビは難視聴地域であれば入らざるを得ないですが、アンテナを立てるかネット経由で見るか選択ができる方は、ランニングコストとして検討するのもいいでしょう。
工事方法は適切か(了承できるか)
戸建の家主なら誰でも心配するのが工事方法でしょう。実際にどんな作業があるのか、家へどのような施工を行うのか。
基本的な作業は以下のページを参照下さい。
ただ、光回線の工事はどこの光サービスを使ってもほぼ同じ作業を行います。家の構造や形状が特殊で基本的な工事では済まない場合は諦めざるを得ない場合もあります。
十分に検討しましょう。auひかりなら、おまかせアドバイザーを利用するのもいいと思います。上のページを見に行くと説明してありますので御覧くださいね。
キャッシュバックの申し込み方法は理解できるか
これも重要です。ネットの申し込みは家電量販店などでも可能ですから、ついパソコンやタブレットを購入する際に一緒にやってしまいがちですが、直接店舗(auショップも含む)で行うのは、安心ですが必ずしもおトクとは言えません。
コスパを考えるならやはりネット経由で代理店を利用するのがおトクなのです。
代理店から申し込むと、あとはauのコールセンターから工事日調整の連絡が来ます。これはどこから申し込んでも同じです。
その後、キャンペーンやキャッシュバックをもらう際に、手続きが必要ですが、これが複雑だったり数カ月後だったりします。
要注意です。
人間、忘れる生き物ですから、うっかり忘れると大変です。最悪、もらえなくなります。
しかも申し込みの期間がきわめて狭い日数だったりします。
ここも要チェックポイントです。