【コスパ最高】ネット光回線の選び方を料金・特徴・セット割から解説します【ネトカツ】

もう1G光回線だけでは高速とは言えない時代に突入している

みなさんの家のネットはどのくらいのスピードですか?

うちは光だから1ギガだよ、と漠然と思っているあなた。ネット、本当に速いですか?
時間帯に関係なく、常に快適に利用できていますか。

ネットが遅い、と感じたことはありませんか?
ありますよね。ないという方はおそらくいないでしょう。
なぜそう言えるのかって?

現状、日本国内の光回線サービスの代表的なものが、NTT東西のフレッツ光と、その卸サービスの光コラボです。

ところが、このフレッツ光の光ファイバ網が、慢性的な渋滞を引き起こしています。
原因は、動画全盛時代が到来したことにより、データ通信量が爆発的に増大しているためです。

 

フレッツ光および光コラボのユーザーは2100万件を超えている

アクセス数の多さも問題です。
現在、フレッツ光および光コラボの契約者数は、

NTTの光回線(フレッツ光およびコラボ光)は、2019年3月末の東西合計の契約数が2,107.8万件となった。

[blogcard url=”https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=353″]

2100万件を超えています。今やこれだけ多くの家庭で、光回線が接続しているのです。もはや日本の文化そのものであり、生活を支える重要なライフラインですね。

これだけの莫大な数の回線が、一日24時間接続して動画データを送受信していれば、渋滞するのは当たり前のことです。

さらに、プロバイダの制限もあります。
こちらはOCNのウェブサイトに掲載されている記事です。

OCNではお客さまのご利用状況に合わせて通信設備の増設に努めておりますが、インターネットの利用方法の多様化などにより、一部のお客さまが通信設備の大部分を利用することで、全体の通信速度が著しく低下する事象が発生しております。
(略)
お客さまの回線を収容する装置で混雑状態が発生した場合のみ一時的に、通信量が特に多いお客さまの通信速度を他のお客さまと同レベルまで自動的に制御し、他のお客さまも快適にご利用いただけるよう当該装置における通信品質を改善させます。

[blogcard url=”https://www.ocn.ne.jp/info/rules/qualityimprovement/”]
ただしこれは、一部の、極端に通信量が多いハードユーザー対策で通信制限を行う場合です。必ずしも渋滞したから制限する、というものではありません。

しかし、プロバイダも意図的に通信環境を整えるために、渋滞回避を行うことがあるということの現れです。

IPv6サービスは本当に有効な対策とは言えないその理由

この慢性的な渋滞問題はNTT側も深刻な課題として捉えていて、そのため応急措置として「IPv6」というサービスを展開しています。

https://hikari-mobileline.com/ipv6_way/

IPv6サービスは、NTTだけでなくプロバイダ各社も対策として取り組んでいます。今やほとんどのプロバイダが、IPv6サービスを積極的に展開しています。

とりあえず、しばらくの間は、これで問題を回避できそうです。
しばらくの間は、ですが。

なぜIPv6がしばらくの間だけの対策なのか。
よく考えれば分かることです。

真の意味での渋滞回避策は、高速化することでしか実現できない

たとえ話で説明しますね。

高速道路が完成して、通行が便利になった地域があるとします。あなたは車で高速道路に乗っていきました。確かに高速に乗ってみると、スイスイ走れる。
これはいい調子だぞ。あなたは大満足です。

数ヶ月後、あなたは再び高速道路に乗りました。
すると、ものすごい数の車が長い渋滞を作っていて、全然スピードを出せません。以前と打って変わって全然スムーズじゃない。あなたはイライラしっぱなしです。

何が起きたのでしょう?

車が多すぎるのです。車間距離が全然取れない。前が詰まる。ノロノロと運転するしかない。一体どうなっているんだ?

みんな速く走りたい。だから多くの車が、高速道路に殺到したのです。
そりゃ当たり前ですよね。誰だって速く目的地へ行きたいんだから。
みんな考えることは同じなんです。

IPv6だって、同じこと。快適なのはあと2〜3年くらいでしょうか。もう少ししたら、「IPv6は遅い遅い」とネット上で悪口が拡散し始めるでしょうね。

ちなみに、IPv6は高速化の技術じゃありません。ただの「特別な通り道」です。

まだ今は使っている人が少ないからスイスイ走れる。でもそのうちみんなが使うようになって、再び渋滞が始まる。
そうなったら、元の大混雑に逆戻りです。

じゃあ、どうすればいいかって?
決まっているでしょう、より高速のサービスを使えばいいんです。

【公式】NURO 光

NURO光

1G超の光サービス提供エリアは確実に広がっている

雲海と電線の鉄塔

ネット空間が渋滞するのは仕方がない。

では、元々の速度が速いサービスならどうでしょう? フレッツ光や光コラボが1Gなら、もっと速いサービスを使うのです。

ネットは車と違い、元の通信速度が速い契約なら基準となるスピードも速くなり、多少の渋滞でも相対的な速さが維持できるのです。

だから、渋滞にぶつかっても、比較的高速が維持されるのです。(決して渋滞しないわけではありませんが、まだましというわけです)

幸いなことに、今の光サービスには、1Gを超えるサービスがいくつも登場しています。

代表的なのが、NURO光です。

その他のサービスはこちら。

【auひかりホームX・V】は戸建向け最強サービス・詳細を解説する

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2Gのネット世界は見える景色が違う

2100万件以上の一般家庭と同じ速度から頭一つ抜け出して、その上の世界に行きましょう。

難しいことはありむせん。
2G以上の契約速度のサービスを探せばいいんです。

ただし一つ、問題があります。
誰もがその世界に行けるわけではないのです。まだまだ世の中は1Gの速度が一般的。
いや、それすら達していない場所も多く、到底及ばない地域も少なくないのです。

提供エリア問題です。

周囲とは一線を画する速度であるがゆえに、まだ環境が未整備のエリアの方が多いのが現実です。一部大都市圏から環境整備が進むのは仕方のないこと。
まずは提供エリアが広がるのを待つしかありません。

2G超サービス提供エリア内にお住まいなら、一刻も早く乗り換えるべきです。
あなたがその他大勢の渋滞に巻き込まれて永遠に続く車列の一員となり、無駄に消耗することがないよう願っています。

提供エリアかそうでないかは、確認することができます

NURO光の申し込み前にまずエリア確認をしよう

【公式】NURO 光

NURO光

戸建は、提供エリアが拡大するのを待つしかない

戸建にお住まいで提供エリア内であれば、すぐに乗り換えが可能です。

しかし提供エリア外だった場合、いつエリアが対象地域になるかが問題です。

本来、首都圏および地方の大都市圏にお住まいがあれば、たとえ今現在エリア外だったとしても、近い将来にエリアへ編入される可能性があります。
それまで待てばいいのです。

しかし、自宅の近郊エリアが全く提供エリアにかすりもしない場合。
これは非常に厳しいと言わざるを得ません。

地方の、都市圏から遠く離れた地域にお住まいの方は、どうしても提供エリアへの加入が遠のきます。
NTTの光ファイバ網すらも届かないくらいだと絶望的です。

マンション・アパート住まいは建物の環境を整備すれば利用できる可能性あり

では、集合住宅はどうでしょうか。マンション・アパート住まいの方です。

集合住宅は、多数の世帯が同居している状態であり、建物の共用設備の環境がサービス加入可否を決めています。集合装置と呼ばれる機器のことですね。

建物がそれなりのサイズのマンションであれば、おそらく1階フロアにMDF室と呼ばれる部屋が用意されています。
これは元々電話線の設備を収めていた部屋なので、小さなマンションやアパートでないかぎり、どこかにあるのが通例です。
アパートなら、壁に直接設置された金属の箱があるかもしれません。

光コンセントがあるかが、1G超回線の最低条件

集合住宅のネット回線の接続方式は、全部で3つあります。

このうち、1G以上の速度が出せるのは、光配線方式のみです。
光配線方式になっているかが、第一のチェックポイントです。

第二に、部屋内に光コンセントがあるか
光配線方式であれば、ほぼ光コンセントもあるはずです。(例外もあり)

自宅の部屋に光コンセントがあるか、探してみて下さい。あれば、特殊な建物でない限り、1G超サービスも使えるはずです。

では、光コンセントがない場合はどうなるのか?
光コンセントと光配線方式の設置工事が必要になります。建物の所有者や管理会社に相談して下さい

建物のオーナーに相談してみたが、乗り気になってくれない。または断られた。そういう方もいるでしょう。
環境が整わなければ、1G超光回線サービスは使えません。
残念ですが、そういう建物なのだ、と諦めるしかないのです。

マンションを購入した方もいるでしょう。
しかも、ネット環境以外の条件が全て理想的だから、購入した、という方もいるでしょう。

しかし、我慢しているだけでは何も変わりません。その我慢が、いつか限界に達する前に、対策を考えるべきでしょう。
部屋を替える選択肢を検討すべき時です。

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モバイル回線で満足している方は、通信制限をどう考えるか?

そんな高速回線なんていらない。という方もいるかと思います。
自分はモバイル回線で十分。余計な工事も不要だし、もうすぐ5Gも始まるんだから。今さら固定回線なんて、いらないよ。

10年後ならそう言えるかもしれませんね。

5Gの高速回線なら、全ての問題を解決してくれるかもしれません。
問題は、今すぐ解決してくれるわけではないということ。

そしてモバイル回線の最大の問題は、通信量に制限があることです。

気がつくと、契約のギガ数を超えてしまい、通信制限がかかってしまう。これは自由に接続できるネットのメリットを放棄した回線です。

それで、またあなたは我慢するんですか? それもいいでしょう。お好きにどうぞ。

渋滞に巻き込まれてもいいから、この高速(低速)道路の景色を楽しみたい。そういう方もおられるでしょう。どうぞ、お好きになさって下さい。

その間にも、他の賢い人達は、ずっと遠くに行って、快適な旅を楽しんでいます。

いつまでもノロノロ運転が好きな方は、いつまででもそうしていて下さい。
我慢して、ストレスを溜め込んで、誰かに八つ当たりする生き方も悪くないですからね。

それがいやなら、やることは一つ。

少しでも速い道を探して、誰よりも早くそこへ向かうこと

たったこれだけのことなんです。

 

 

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